ダイエットを継続させるコツ
「ダイエットを始めたけどすぐに辞めてしまう」
「ついつい間食をして投げ出してしまう」
そんな悩みを抱えている人も多いはず。
ダイエットは一朝一夕に結果が出るものではないので、とにかく継続することが大切です。
とはいえ、意思力だけでは継続できないのが人間です。
そこで今回は、”継続”にフォーカスして、無理しないで継続するコツをご紹介していきます。
継続のコツは意思力ではなく環境を整えること
ダイエットはもちろん、何かを継続するために欠かせないのが「環境を整えること」です。
何か努力をするために、ついつい意思力に頼り切ってしまっていませんか?
・お腹が空いても冷蔵庫の中の食事を食べずに我慢する
・運動するのが辛いけど、痩せるためにイヤイヤする
残念ながら、意思力だけに頼って無理矢理ダイエットをしようとしても、続かないので結果もついてきません。
意思力に頼るよりも、まずは継続できる環境を整えることを意識してみましょう。
では具体的に、どのような環境を整えると良いのでしょうか。
障害を避けるプリコミットメント
あらかじめ問題を予測して、それを解決するための策を考えておくことを「プリコミットメント」といいます。
ダイエットの場合、
・お腹が空いたらお菓子ではなくナッツを食べる
・完食したくなったらブルーベリーを食べる
など、あらかじめ問題を予測して解決策を決めておきます。
スナック菓子やインスタント麺を完食することに比べれば、ナッツやブルーベリーを食べた方が体にもよいのは明白です。
とはいえ、意思力だけでスナック菓子などを我慢するのは大変。
そのため、事前にナッツやブルーベリーをいつでも食べられるように準備しておくというわけです。
こうすることによって、間食したくなっても意思力に頼らずに乗り越えられるというわけですね。
最強の習慣化テクニック「if-thenプランニング」
ダイエットに欠かせない運動を習慣ずけるために役立つのが、「if-thenプランニング」というテクニックです。
これは習慣化では最強のテクニックとも言われる方法なので、一度試してみるとその威力を実感できるはずです。
if-thenプランニングの方法は、「もし〜なら、〜をする」と事前に決めておくだけ。
・15時になったらジムに行く用意をする
・夕食を食べたらスクワットを10回する
・トイレに行ったら腕立て伏せを10回する
このように、事前に決めておくだけで、驚くほど簡単に習慣化できるというわけです。
「本当にそんな簡単に習慣化できるの?」と気になるかと思いますが、一度やってみると想像以上に簡単に取り掛かってしまうのです。
どうやら、人間の脳は具体的な事象については行動に移しやすいため、if-thenプランニングで具体的に予定を作ることで、行動に移しやすくなるみたいです。
if-thenプランニングのコツとしては、すでに習慣化されていることの後に新しく習慣化したいことを入れるとさらに効果的。
例えば、
・朝、洗顔した後(すでに習慣)にスクワット3回する
・昼食後(すでに習慣)、10分読書する
こんな感じです。
ダイエットはいかに継続(習慣化)するかがとても大切なので、今回紹介した「プリコミットメント」「if-thenプランニング」はぜひ、活用してみてくださいね。